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「税の作文」で藤沢の高校生が最優秀賞受賞 箱根町の復興の思いつづる

賞状を掲げる鈴木悠介さん(中央)と、渡邉精一藤沢税務署署長(右)と、日本大学藤沢高等学校の渡辺博教頭(左)

賞状を掲げる鈴木悠介さん(中央)と、渡邉精一藤沢税務署署長(右)と、日本大学藤沢高等学校の渡辺博教頭(左)

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 令和4年度第61回「税に関する高校生の作文」で、日本大学藤沢高校1年の鈴木悠介さんが最優秀賞に当たる国税庁長官賞を受賞し、11月25日に藤沢税務署の渡邉精一署長による賞状と記念品の贈呈が行われた。

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 同コンテストは国税庁が主催し、次代を担う高校生が税を題材とした作文を書くことを通じ、税に対する関心を深めてほしいという趣旨で、1962(昭和37)年から毎年行っているもの。

 今回は全国1424校から14万8050編が寄せられ、この中から鈴木さんを含めた12人が国税庁長官賞に選ばれた。神奈川県内の高校生が同賞を受賞したのは、2017(平成29)年に平塚税務署管内の高校生が受賞して以来、5年ぶり。

 鈴木さんの作文タイトルは「税について」。自らが住む箱根町が、2019年に発生した台風で大きな被害に遭い、税金を使って町が復興したことで、「自分の生まれ育った町の復興を後押ししてくれる税金のありがたさ、重要さを改めて実感した」と思いの丈をつづった。

 鈴木さんは「税金を納めるときは、税金が町のため、地域のためになることを念頭に置き、納税していきたい」と話した。

 受賞作品は国税庁のウェブサイトで読むことができる。

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