「東リ町アートフェス」が11月20日、閉幕した。
Kanart(カナート)さんが制作した衣装を来てのパレードの様子
東リ町は、旧藤澤宿と江ノ島をつなぐ江ノ島道の中ほどに位置し、山や川や海などの自然、歴史ある神社仏閣、現代の商店が建ち並ぶ静かな街並みが特徴。2021年から始まった「東リ町アートフェス」は、「日常と芸術」をコンセプトに、片瀬江ノ島の商店街「片瀬中央商交会」にある店をギャラリーとして開放するイベント。
2回目となる今年は、展示作品を一般から募集し、展示には同商店街の24店に加え、近隣10店も協力。約50点の作品を展示した。密蔵寺、本蓮寺、常立寺もイベント会場として協力し、アイヌ音楽奏者ToyToyさんと密蔵寺住職によるコラボライブなどが行われた。
イベント初日の「パレード」では、コスチュームアーティストKanart(カナート)さんの制作した衣装を着た金子皓商店会長や子供会メンバー30人以上が商店街を練り歩き、多くの見学者でにぎわった。
金子会長は「今年は片瀬地区の幼稚園や片瀬中学校の美術部の作品も集めた。地域と学校がつながり、人と 世代を超えたすてきなつながりが見られた。商店街は物を売るだけでなく、人と人をつなぐ大切なコミュニティー。 今後も新たなつながりをつくるイベントとして発展させていきたい」と意気込む。