横断歩道前に設置する「高齢者・視覚障害者用LED付音響装置」が12月3日、藤沢市役所で行われたイベント「藤沢ふれあいフェスタ」で、藤沢市内では初めて展示された。
同装置は大阪市の篠原電機が開発。横断歩道の前に設置し、信号と連動させることで、LEDによる光や、スピーカーによる音響信号音、点字や活字に加え、振動で青信号を伝えることができる。平成29年度内閣府特命担当大臣表彰でも奨励賞を受賞した。
同社社会貢献推進室の兼崎曉美さんは「大阪や愛知、和歌山や福島や岩手でも導入実績がある。今回、イベント主催者に誘われて実物を見られる機会を作ることができた。支援機器は全国で統一されることで価値が高まる。神奈川県でも導入を検討してほしい」と話す。