藤沢駅北口のサンパレット広場入り口に設置されたクリスマスツリーが11月29日の強風による倒壊を乗り越え、明日のクリスマスイブを迎える。
同ツリーは藤沢駅北口の商店会「藤沢銀座土曜会」が藤沢市の補助金事業として、11月16日に設置。当初は全高6.5メートルで、藤沢駅前で最も大きなツリーとして行き交う人を楽しませたが、強風により11月29日の夜に倒壊。真っ二つに折れた姿がSNSで拡散された。
同日、市内では最大風速15mが記録されていた。
同商店会副理事の廣田豊さんは「倒壊による被害がなく何よりだった。倒壊してすぐ一旦撤去し、設置した業者と協議して強風でも倒れない安全な高さを考慮し、12月8日に再設置した」と話す。「商店会としての初の試みで、街おこしを目的としたツリーの設置だったが、記念撮影をする歩行者を見かけるなど親しんでもらえた。大変だったが、無事にクリスマス本番を迎えられそうでよかった。来年も何らかの形で実施したい」とも。