藤沢市の片瀬海岸東浜と西浜が7月1日に海開きを迎え、片瀬東浜海岸で7月2日、東京海洋大学名誉博士・客員准教授の「さかなクン」をゲストに招いたごみ拾いイベント「スポギョミ!」が開催された。
同イベントは、アパレル会社ユニクロが海洋ごみを減らす活動に貢献することを目的に展開するプロジェクト「JOIN:THE POWER OF CLOTHING」の一環。6月5日に東京都の荒川河川敷を皮切りに、福岡や新潟でも開催し、藤沢で最終回を迎えた。
当日は82人が参加。競技前にはさかなクンが魚と海洋ごみに関する特別講義を行った。競技は34チームに分かれ、制限時間40分でごみ拾いを行い、集めたごみの量と質でポイントを競った。1位のチームは15.8キロのごみを拾うなど、全チーム合わせて82.68キロのごみを集めた。
一緒に参加したさかなクンは「ぱっと見渡すと意外とギョミ(ごみ)が少なく見えたが、みんなと力を合わせて集められたことで、たくさんのギョミを拾うことができた。今回で『スポギョミ!』の活動はラストだが、家族や友達ともできることなので、これからももっともっとギョミ拾いを楽しんでもらえたら」と話した。