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片瀬海岸の飲食店が「ロボット」テーマにリニューアル 時間貸しスペースも

道楽やねこん家の前で笑顔をみせる、オーナーの金子智子さん

道楽やねこん家の前で笑顔をみせる、オーナーの金子智子さん

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 小田急線片瀬江ノ島駅前の飲食店「道楽やねこん家(ち)」(藤沢市片瀬海岸2、TEL 0466-22-4401)が7月6日、リニューアルオープンした。

リニューアルした「ねこん家」2Fの時間貸しサロン

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 2004(平成16)年、「道楽や」としてオープンした同店。店主はインドでインドの伝統医学アーユルベーダを学んだ金子智子さんで、フレッシュジュースを中心とした飲食とアーユルヴェーダの施術ルームを併設したサロン併設飲食店だったが、改装やメニューの変更で現在のコミュニティーカフェのような業態に落ち着いたという。

 同店は「ねこん家ロボットプロジェクト」と題して、昨年ごろから改装に着手。配膳ロボットの導入に加え、コミニュケーションロボットやVRを楽しめるようにした。2階には、予防医学に特化したAI機器を備えた時間貸しのヘルスケア・サロンも作った。リニューアルには補助金等も活用したという。7月2日、常連客や関係者を集めレセプションパーティーを行った。

 生しらす丼定食(1,650円)、しらすピザ(1,100円)などを提供する。

 「リニューアルのきっかけはコロナ禍。非対面や非接触などが推奨される中で、シニアなどスマホなどを毛嫌いしてる人も使っていくしかない時代になり、テクノロジーは使えば便利なので、使わないのはもったいない。元々最先端の物が好きだったので地域密着の当店にAIやロボットを取り入れることで、ローカルな店とテクノロジーの共存共栄を見える化できれば」と金子さん。「今後は観光地という立地を生かし、マーケティングやPR、デモンストレーションの場所としても使えるように整備していきたい。企業とのコラボなども目指していく。片瀬江ノ島駅の乗降客に向けてデジタルサイネージも取り付けたい」と話す。

 営業時間は、土曜・日曜・祝日=12時~22時。平日(夏季のみ)=16時~22時。

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