小田急藤沢駅2階コンコースエリアに「青い黒板」が設置されてから8月11日で1カ月がたち、8月8日からは高校生が描いたチョークアートが道行く人を楽しませている。
藤沢市内の高校に通うcanonさんのチョークアートの制作風景
同企画は、藤沢の企画チーム「フジサワキカク」の「#フジサワの高校生プロジェクト」と小田急電鉄のコラボレーション企画。高校生の青春を応援することを目的に、高校生と街のコミュニケーションスペースとして青い黒板を期間限定で活用していくという。
同企画チーム代表の村田遥人さんは「藤沢市は神奈川県内の市区町村で、最も高校生が多い街。これまでもコロナ禍で『青春』を楽しめなかった高校生向けの企画を行なってきたが、今回は『青春ステーション』と銘打ち、小田急電鉄とコラボして、駅を通して地域と高校生世代とのつながりや広がりを新しく生み出すことをビジョンとして、黒板を通しての発信を行なっていく」と話す。
設置直後の「高校生の推し」を黒板に書いてもらう企画では、開始1時間でたくさんの書き込みが集まり、2時間後には黒板が高校生たちの推しの名前であふれたという。
「8月8日には、藤沢市内の高校に通うcanonさんに『夏』をテーマにした作品を描いてもらった。約5時間かけて描かれた高校生ならではの作品は、江の島、花火、浴衣、ひまわり、夏雲など、夏らしさいっぱいなので、ぜひ実物を見てほしい」と話す。
チョークアートの展示は8月22日まで。