商店街にアート作品を飾り、アートでまちおこしをしようという試み「東リ町（とうりちょう）アートフェス」が1月20日から、藤沢市片瀬3丁目の商店街「片瀬中央商交会」で開催される。

密蔵寺で行われたライブイベントの様子

　東リ町は、旧藤澤宿と江ノ島をつなぐ江ノ島道の中ほどに位置し、山や川や海などの自然や、歴史ある神社仏閣と、現代の商店が共存する街並みが特徴の商店街。2021年に始まった同フェスは「日常と芸術」をコンセプトに、片瀬江ノ島の商店会「片瀬中央商交会」の加盟店24店を中心に、近隣10店や、密蔵寺、本蓮寺、常立寺もアート展示やライブの会場として協力。今年は海外アーティストや市民作家含む約40人の作品を展示する。展示会場12カ所を巡るスタンプラリーも実施する。

　イベント初日には、仮装した商店会メンバーや子供会メンバー30人以上が商店街を練り歩くオープニングパレードも行う。来場客も飛び入りでパレードに参加できる。

　25日には、バロックオーボエ奏者・荒井豪さんの演奏会も開催。27日にはバロックアンサンブルと、バリ舞踊、音楽グループ「soulfood」のライブも行う。

　同会の金子皓商店会長は「年に一度の商店会を挙げての企画。アートを見に、ぜひ片瀬周辺の各商店会へ足を運んでほしい」と呼びかける。

　開催時間は10時～16時。入場無料。水曜・日曜は一部店舗休業。今月28日まで。