藤沢市で起業家支援を行う湘南産業振興財団(藤沢市藤沢)と市内のシェアオフィス、コワーキングスペースなどが連携した起業家支援の取り組み「おでかけインキュベーションマネジャー」が4月1日、始まった。
おでかけインキュベーションマネジャーの対応施設の一つ、「湘南藤沢インキュベーションLABO」
市内にあるコワーキングスペース「NEKTON FUJISAWA」「KIKI BASE FUJISAWA」と、シェア研究施設「湘南藤沢インキュベーションLABO」、シェアオフィス「U-Port Shonan」に、同財団の起業相談員であるIM(インキュベーションマネジャー)が「おでかけ」と称して月1度ほど出張し常駐する。
同財団の職員で、IMの佐藤和彦さんは「提携を行う4つ施設の入居者・利用者の課題解決のサポートを行い、さらには施設担当者同士や行政との関係を深め、市全体で起業・創業に適した地盤づくりを目指す」と話す。「仕事で現在抱えている課題や、販路開拓、人材、資金繰りなど遠慮なく相談していただきたい。皆さんの役に立ち、ビジネスのサポートができれば」とも。
相談は無料(コワーキングスペースは一時利用料のみ負担の必要あり)。常駐スケジュールは専門のホームページで確認できる。予約は不要だが、専用フォームからの申し込み優先。実施は2025年3月までを予定。