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湘南エリアで「軒先フルーツ」の活用目指すプロジェクト始まる

活動している「湘南のきさきフルーツプロジェクト」のメンバーら

活動している「湘南のきさきフルーツプロジェクト」のメンバーら

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 湘南エリアの個人宅の庭先にある果樹を活用しようという取り組み「湘南のきさきフルーツプロジェクト」が4月29日、一般に向けたプロジェクト説明会を開催する。

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 同プロジェクトは茅ケ崎で昨年11月、サステナブルライフ研究会@湘南を中心に、NPO法人「湘南スタイル」やコワーキングスペース「チガラボ」などが参画して発足。公益財団法人「トヨタ財団」2023年度国内助成プログラムの「新常態における新たな着想に基づく自治型社会の推進」にも採択された。

 同プロジェクトリーダーの齋藤佳太郎さんは「湘南エリアでは個人宅の庭先に夏ミカンやユズ、カキ、梅、レモンなどの多様な果樹が植えられている。以前は果樹を収穫し、必要な分以外は近所に配ることもあったと聞くが、最近では収穫されずに落ちて腐っている風景もよく見かける。こうした軒先に植えられている未活用フルーツをきっかけに、地域で暮らす誰もが『おいしそう、楽しそう』という参加動機で気軽につながれるまちの姿を目指す」と話す。

 同プロジェクトの参加メンバーは、地域の未活用フルーツを集める「収穫隊」、おいしい食べ方を研究する「キッチンチーム」、ご当地メニュー作りや商品開発を行う「ブランドチーム」などのチームに分かれて活動している。

 齋藤さんは「今回のオンライン説明会では、プロジェクトの概要や現在の活動、今後どのような動きをしていくのかなどを知ることができる、プロジェクトの入り口のようなイベント。このローカルプロジェクトを通して、『自分ならどんなことができそうか、やってみたいか』を考えてみたり、興味関心を持ってもらえたりすれば」と話す。

 Zoomを使ったオンライン開催で、開催時間は20時~21時30分。参加申し込みはメール(nokifru@gmail.com)で受け付ける。

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