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藤沢市、スマートシティーの取り組みを4コマ漫画で紹介 サイネージ表示も

辻堂の施設「ロボテラス」のサイネージに映し出された4コマ漫画 

辻堂の施設「ロボテラス」のサイネージに映し出された4コマ漫画 

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 藤沢市の「スマートシティー」へのさまざまな先進的な取り組みを4コマ漫画形式で分かりやすく紹介した作品が完成し、6月4日から、辻堂駅前の体験施設「ロボテラス」のサイネージ(電子看板)で表示されている。漫画は藤沢市出身で在住の漫画家、屋敷サラさんによるもの。

ブロックおもちゃで作られた「江ノ島」のジオラマ

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 スマートシティーは、新しいテクノロジーや各種データを活用した都市のデジタル化のこと。同市では、119番通報を映像で把握する「Live119」や、ごみ分別アプリ、道路アンダーパスの冠水状況監視システム、「モノ」をインターネットと繋ぐ技術「IoT」などを使った先進的な取り組みを行っているが、これらを分かりやすく紹介したいと同市デジタル推進室が市内の広告代理店と連携し制作した。

 漫画は全部で17本。猫のキャラクターが、藤沢市の公式キャラクター「ふじキュン」などと会話をしながら、取り組みを「体感できる」内容になっている。

 同市デジタル推進室の本間唯人さんは「漫画で、取り組みをより身近に感じてもらいたいと考えた。ロボテラスでは、サイネージで表示しているほか、より詳しいことを知りたい人のために、藤沢の街を模したジオラマを作り、スマートシティーの取り組みごとに詳細を読み込むことができる2次元コードを配置している」と話す。

 漫画は塗り絵にもして、藤沢市内の図書館4館にも置くという。塗り絵をロボテラスに持参するとロボテラスオリジナルのステッカーがもらえる。本間さんは「集まった塗り絵から良いものをサイネージで映し出す予定。塗り絵の参加に年齢制限はないので『大人の本気』も歓迎」と話す。

 塗り絵の受け付けは8月31日まで。ロボテラスのサイネージでの表示は9月30日まで。

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