17回目となる「藤沢宿・遊行(ゆぎょう)の盆」が7月27日・28日に開催されるのに合わせ、藤沢駅北口サンパール広場で27日、「ゆかたコンテスト」が行われる。
藤沢に時宗(じしゅう)の総本山「清浄光寺(遊行寺)」があることから、2006(平成18)年から、まちおこしイベントとして行われている「藤沢宿・遊行の盆」。時宗は、盆踊りの原型といわれる「踊り念仏」で知られる。
実行委員会が現在、参加者を募集している。藤沢宿・遊行の盆企画部会の三浦悠介さんは「一般からの参加者を広く受け付ける。老若男女問わず、小学生以上なら参加できる。審査員が選ぶ大賞には賞金も贈呈する」と話す。審査委員は市内の着物事業者や、美容室オーナー、モデルプロダクション社長などが務める。
三浦さんは「今年は市内の若手着物関連事業者と連携し、和装の新たな着こなし提案を楽しめるランウェーイベント『FUJISAWA KIMONO COLLECTION』もコンテストの前に開く。さらに遊行の盆イベントの前後では、近隣飲食店を巻き込み、和装での来店者に特典を用意する『街ぶら』企画も行う。藤沢の夏の風物詩の遊行の盆ウイークを、和装で過ごしていただければ」と呼びかける。
ゆかたコンテストの開催時間は13時~14時20分。参加無料。定員は25人。募集締め切りは7月25日(定員に達し次第締め切り)。雨天中止。