逗子海岸海水浴場にある売店「さいとう」は7月1日より、「逗子海岸海の家100年祭」の一環で「逗子ゆかりのお土産」各種企画商品を限定販売している。
「海水浴場の集客増加を図り、海岸を活性化させる」ことを目的に企画された商品には、クッキー(260円~)、逗子海岸のデザインが中心のTシャツ(2,000円~)、ポストカード5枚組(840円)、「自分で見つけた貝がらなどを入れ、オリジナルの思い出のおみやげを作る」メモリアルボトル(260円)などがある。アクリルケース入りの海の生物のフィギア(630円)のデザインは、同プロジェクトの企画にも携わった逗子在住のイラストレーター、おおばひろしさんが担当した。そのほか、商品を入れる袋も製作し、購入者が持ち歩くことで海水浴場の宣伝となるよう工夫した。
逗子海岸営業共同組合の真壁克昌理事長は「逗子海岸は海水浴場として世に知られたのは日本が開国して約20年のころ。その後、来日した欧米人の別荘の建設をきっかけに、国木田独歩などの多くの文学者が見学がてら来遊するようになったという。この歴史ある逗子海岸海水浴場活性化のための企画を一過性に終わらせることなく、5年後の『海開き100周年』につなげていきたい」と話している。
営業時間は9時~17時。8月11日までの期間中、無休。