藤沢の日本大学生物資源科学部キャンパス(藤沢市亀井野)で7月6日に「日大マルシェ」が行われ、野菜や花・食品加工製品などの「学内生産物」が販売された。
大学農場内で学生が実習として栽培したジャガイモ・トマト・キュウリ・ジャンボピーマンなどの野菜や、マリーゴールド・日々草・百日草などの花、千葉県の漁師と研究室が協力して開発した「のり」、「湘南きくいも」を使って開発した青汁やチップス、地元の長後製パンと研究室で共同開発した農場産の「湘南小麦」を使ったパンなど、多様な商品を安価で売り出した。学生たちが直接店頭に立ち、声をあげて客寄せをしたり、訪れた市民らに商品説明や販売なども行った。
同大執行部学生担当の磯部勝孝(かつのり)教授は「当学部の教育や研究と関わりのある商品をそろえた。ハムやソーセージは学内で作った、JAS(日本農林規格)に適合した製品で、これは農業系大学としても珍しい取り組み。消費者である地域の皆さんと学生が触れ合う貴重な機会なので、ぜひ遊びに来てほしい」と話す。
次回は7月27日の11時~14時に開催。入場無料。雨天決行。