新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸2)で人気のクラゲが小田急線の車両内を広告ジャックする「くらげとれいん」が現在、運行されている。
車内は、同館の幻想的な空間「クラゲファンタジーホール」をイメーシジした3種の中づり広告や、クラゲをあしらった涼しげなドアガラスステッカーなどで装飾。ドア横には実際に館内でクラゲの展示解説として使っている文章と、「くらげとれいん」のために書き下ろした文章をあしらう6種のクラゲポスターを掲出している。クラゲを担当する、えのすいトリーターの文章も添える。
同館広報担当の井上麻子さんは「1編成に1枚だけ、電車ならではの特別なステッカー『シークレットステッカー』も貼っている。ヒントはクラゲの『9』」と話す。「通勤、通学、休日の移動時間に、癒やしと涼を届ける『くらげとれいん』。7月12日に始まった『えのすいのくらげ展』と併せて楽しんでほしい」とも。
運行区間は、小田急江ノ島線、小田原線、多摩線全線で2編成で、毎日運行区間の「どこか」を走るという。運行は7月31日まで。