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えのすいでミナミアメリカオットセイの赤ちゃん誕生 泳ぐ練習も

体重計に乗るミナミアメリカオットセイの赤ちゃん。(写真提供=新江ノ島水族館)

体重計に乗るミナミアメリカオットセイの赤ちゃん。(写真提供=新江ノ島水族館)

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 新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸2)で6月16日4時7分、ミナミアメリカオットセイの「アポロ」が出産し、同館で初となる赤ちゃん(雄)が誕生した。同館が7月8日、発表した。

6月16日に生まれたミナミアメリカオットセイの赤ちゃん

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 ミナミアメリカオットセイの赤ちゃんはオットセイやアシカなどが暮らすバックヤードの獣舎で誕生し、母親のアポロが初めての子育てをしている。出産当日のアポロの授乳は確認できなかったが、6月18日に授乳を確認。現在母子共に健康で、赤ちゃんは順調に成長している。誕生時56センチだった体長は70センチ(7月6日時点)に、体重は4.48キロから8.72キロ(7月17日時点)になっている。

 父親は「ムサシ」で、2023年6月にアポロとの交尾を確認、同年11月にアポロの超音波検査で胎子を確認した。ミナミアメリカオットセイの妊娠期間は約1年で、子育ては母親のみが行う。授乳期間は半年~1年ほどで、その後は魚を食べるようになる。

 同館展示飼育部の遠山忠晃さんは「最近ではプールで泳ぐ練習をしている。とにかく好奇心旺盛で、散歩も少しずつできるようになった。これからの成長が楽しみ」と話す。「母親『アポロ』と一緒に、お散歩に出ている。今のところ時間は未定だが、タイミングが合えば親子の散歩の様子を見ることができる」とも。

 同館2階アザラシプールの前で7月8日から、アポロの子育てや赤ちゃんの成長の記録を画像や動画で紹介している。

 8月9日までの開館時間は9時~18時。入館料は、大人=2,800円、高校生=1,800円、小・中学生=1,300円。

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