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藤沢市のアートスペースで仏像講座 仏像の魅力をさまざまな角度から紹介

「TETTAの仏像講座」の様子

「TETTAの仏像講座」の様子

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 小学生以上を対象に「仏像」をテーマにした講座「TETTAの仏像講座」が7月20日、藤沢市アートスペース(愛称FAS=エフアース)のワークショップルームで開催された。同館で開催中の、湘南にゆかりのあるアーティストをピックアップする「企画展II All Tomorrow’s Parties -絵画、彫刻、その先、-」の一環。

制作スペース

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 講師は仏像をテーマにした表現活動を展開する美術作家、TETTA(杉本聡子)さん。レクチャーではスライドを使い、仏像の種類のほか、アニメや戦隊ヒーローのモデルになった仏像の紹介、仏像の身体的特徴など、仏像を多角的な視点から解説。参加者はメモを取りながら話に聞き入っていた。

 TETTAさんは「仏像は、昔は国の事業で作られていた、当時の最先端の技術やファッションが反映されたもの。視覚的にもかっこいいし、ずっと見ていても飽きない。企画展では現代美術のさまざまな表現手法を用いて、仏像をテーマにした作品を展示している。固定観念にとらわれず、これも作品、美術と考えて見てほしい」と話した。

 企画展は8月25日まで開催、TETTAさんのほか、三津繁郎さん、野畑常義さんの作品を展示している。関連イベントとして、菩薩(ぼさつ)メーク体験や絵画、彫刻のワークショップも8月に予定する。

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