プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグ(Baseball Challenge League)に所属する「神奈川フューチャードリームス」(藤沢市南藤沢)が8月31日、埼玉武蔵ヒートベアーズ第8戦で勝利し、今シーズンの優勝を決めた。
同チームは藤沢市内に本拠地を置く神奈川県民球団が運営する野球チーム。神奈川県内のスタジアムで年間約70試合を行っている。参加初年度の2020年度はリーグ優勝を果たし、今回の優勝が4年ぶり2回目となる。
元横浜ベイスターズの選手・コーチで、2022年から同チームの監督を務める川村丈夫さんは「ファンの皆さまに応援いただき感謝。勝負の8月に11連勝と奇跡的な勝ち方をして、優勝を勝ち取った。この1カ月がなければ優勝はなかった」と話す。「ファンの声援で、選手たちは強くなり、頑張ることができた。私自身も声援に後押ししてもらった。もう少しこのチームで野球ができるので、独立リーグ日本一を目指して戦いたい。引き続き応援してほしい」と呼びかける。
今シーズンの8月31日時点での戦績は55試合34勝18敗3分。
同チームは、9月7日から開催される2024年ルートインBCリーグプレーオフ・ファーストラウンドAブロックへの進出が決まり、9月7日に第1戦を横須賀スタジアムで行う。