海や街のクリーン活動を行うNPO法人「海さくら」と日本財団が9月21日、「秋の海ごみゼロウィーク」と世界中で一斉に地球をきれいにする日「World cleanup Day」に合わせたごみ拾いイベントを片瀬東浜海岸で開催した。
同イベントは北欧エストニアの市民運動から始まり、今では国連加盟国の90%が参加する活動になっているという。「秋の海ごみゼロウィーク」は9月20日~29日で、環境省・日本財団の海洋ごみ対策共同事業として、日本全国で全国一斉清掃キャンペーンが行われている。
当日は、開会式の後、海に向かってラジオ体操が行われた。気持ちよく体を動かした後、ごみ拾いに取り組んだ。参加者は264人。
今年に入り何度も参加しているという家族は「今回はくぎが多い。海の家が解体されたときの残骸では」と話していた。この日は風が強かったため、「ごみが拾いにくい」という参加者の声も聞かれた。
約1時間のごみ拾いで、30リットルの袋で可燃ごみ9袋、不燃ごみ5袋、ペットボトル3袋、缶3袋、ビン1袋のほか、粗大ごみが多数集まった。
閉会式で同NPOの古澤純一郎理事長が「次回のビーチクリーンは10月5日『PIG FES』。障害のある人もない人も、お年寄りも赤ちゃん連れも、誰もが安全安心に楽しめ浜を目指すイベントを開く。スポーツやワークショップをたくさん用意している」と次回のビーチクリーンへの参加を呼びかけた。次回は、TUBEの角野秀行さん、元プリンセスプリンセス富田京子さんなどによるライブがあるほか、ミッツ・マングローブさんも登場するという。