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市役所前広場で「茅ヶ崎秋の農業まつり」 市内産農産物をアピール

茅ヶ崎産野菜の販売ブース

茅ヶ崎産野菜の販売ブース

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 茅ヶ崎市役所前広場で11月9日に「茅ヶ崎の秋の農業まつり」が開催され、市内産の農畜産物などが販売された。主催はさがみ農協(JAさがみ)茅ヶ崎地区農業まつり実行委員会(茅ヶ崎市)。

タマネギ詰め放題

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 同委員会によると、1973(昭和48)年から形を変えながら続いている同イベント。昨年は市内のイベントが重なった影響で来場者は500人程度だったのものの、一昨年は2000人が来場した。

 会場にはおよそ20軒の農家が12ブースに出品。地元・茅ヶ崎市内で生産された野菜や花卉(かき)、牛乳やヨーグルトなどの畜産物、「さわやか?楽部(くらぶ)茅ヶ崎地区」開催のバザーなどが並んだ。

 「タマネギ・ジャガイモ詰め放題」コーナーには、開始時間の30分以上前から来場者が列を作った。10時の会場とともに来場者が集まり、開始後45分で半数ほどの野菜が売り切れた。

 子ども向けのコーナーもあり、運転席に座って写真撮影ができるトラクターの展示や無料のスーパーボールすくいに親子連れが集まった。茅ケ崎市内から来た40代の女性は「朝早くからにぎわっていて楽しい。子どもも楽しんでいるので、良かった」と喜ぶ。

 JAさがみ理事茅ヶ崎地区運営委員長の岡本重雄さんは「茅ケ崎の農業は、農家が都市住民と混在する都市農業。消費者と生産者の距離が近いので新鮮なまま商品が届き、作り手の人柄が分かる安心感が魅力。ぜひ皆さんに食べてほしい」と呼びかける。

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