
藤沢駅前のフジサワ名店ビル(藤沢市南藤沢)屋上で3月29日、屋上劇場シリーズの演劇イベント「OPEN SHAKESPEARE vol.1」が上演される。
同シリーズ第1弾の演目は、ウィリアム・シェイクスピア作「ロミオとジュリエット」。演出は木村龍之介さんで、上演時間は約50分。「原作の本質を損なうことなく、カジュアルに楽しめる内容に仕上げている」という。
出演は、春名風花さん、加藤ひろたかさん(劇団「柿喰う客」)、宮川安利さん。舞台は、かつて屋上遊園地もあったという同ビル屋上に設け、街の風景を背景にした開放的な空間で物語を展開する。
木村さんは「屋上という日常と地続きでありながら非日常でもある場所で、演劇をもっと自由に味わってほしい。『劇場』を拡張する取り組みの第一歩として、多くの人に体験してもらえたら」と観覧を呼びかける。
開催時間は14時~と18時~の2回。観覧無料(予約制)。当日は投げ銭方式。応援チケット(1万1,000円)も用意。雨天時は会場を屋内に変更する。