
「湘南アイパークフェスタ2025」が5月24日、「湘南ヘルスイノベーションパーク(通称「湘南アイパーク」)」(藤沢市村岡東2)で開催される。主催はアイパークインスティチュート。
湘南アイパークでは、約130の企業や大学がライフサイエンスのイノベーション創出を目指し、研究や事業に取り組んでいる。同イベントは同施設で働く研究者たちが、直接地域の住民にサイエンスの魅力を伝えたいという思いで企画。湘南アイパークで働く研究者や入居企業、大学など計18団体が参加し、サイエンス体験コーナーや展示、セミナー、トークイベントなどに加え、湘南アイパーク入居者や地域の団体によるパフォーマンスも予定する。主催者によると、昨年は約3500人が来場したという。
サイエンス体験コーナーでは「ぬりぐすり」作り体験(マルホ)や、電子顕微鏡を使った観察(日本電子)、香水作り(横浜国立大学×CurioSeeds)などを行い、来場者が楽しみながら科学の仕組みに触れることができるようにする。今年は新たに、高校生・大学生による「学生研究発表会」を開催。全国から公募した若手研究者が自らの研究テーマを発表し、湘南アイパークの研究者がアドバイスする。
同社広報の杉田直子さんは「研究者たちが地域の人々と直接交流し、ライフサイエンスの魅力を伝える一日。未来を担う子どもたちが、ライフサイエンスに携わる仕事に興味を持つきっかけにもなれば」と話す。
開催時間は10時~17時。入場無料。事前申込制。雨天決行。