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昭和の趣残る遠藤の「ベーカリーフレンド」がリニューアル 新店主迎え再始動

昭和の趣残る「ベーカリーフレンド」の店構えと店主の宮口修さん

昭和の趣残る「ベーカリーフレンド」の店構えと店主の宮口修さん

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 藤沢市遠藤の滝の沢商店街内にある「ベーカリーフレンド」がリニューアルオープンして、7月7日で1カ月がたった。辻堂駅から車で10分ほどの場所にある。

「イチ推し」の「ぶどう酵母プレーン」は試食も可能

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 1990(平成2)年に創業し、35年を迎える同店だったが、先代店主の引退に伴い3月で一時閉店。その後、地域の組合などでつながりのあったベーカリーシェフの宮口修さんを新たな店主に迎え再始動した。

 宮口さんは、茅ヶ崎市共恵のパン店「パン・ド・ナノッシュ」での修業を経て、藤沢市本鵠沼の「イルカ屋」、辻堂駅北口の「ベーカリーfor」など複数のベーカリーを手がけてきた。店舗設備は従来のまま引き継いでいるが、商品構成は大幅に一新。「商店街に新しい風を吹き込みたい」との思いを込め、地域の日常に寄り添うパンをそろえる。

 ラインアップは、自家製ブドウ酵母で仕上げた「ぶどう酵母プレーン」(300円)、生地の食感が特徴の「サクサク」(250円)、リンゴとクルミの相性が人気だという「リンゴとクルミのデニッシュ」(300円)、先代から続く総菜系の「高菜おやき」や「大盛り焼きそばパン」(以上200円)など。

 宮口さんは「新しい風を吹き込むベーカリーとして、地域の声にも耳を傾けながら、地元ファミリーに長く愛されるパン店にしていきたい」と話す。

 営業時間は、10時~13時30分、14時30分~17時。商店街利用者用の無料駐車場(10台程度)を備える。

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