新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸2、TEL 0466-29-9960)では「防災の日」にちなみ、9月1日より「防災の日 ナマズの仲間たち」と題したテーマ水槽を展示する。
同館では、毎月、季節に合わせたテーマの水槽を展示しているが、9月は「防災」をテーマに世界のナマズの展示を実施する。展示生物はアジア、アメリカ、アフリカ等の淡水域に分布するナマズの仲間で「ナマズ」「ギバチ」「ギギ」「レッドテールキャット」など 10数種類を予定。
日本では古来より地震とナマズに深い関わりがあると言われ、「ナマズが暴れると地震が起こる」などとされてきたが、これは日本独特の考え方で科学的根拠は見つかっていないという。現在、地球上にいる魚類約24,000種の約1割を占めるナマズの生態には謎も多いが、「日本に生息するナマズは地震の時に発生する電磁波を感知して暴れるともいわれている」(同館)とされ、今回のテーマ水槽は「防災の日」に合わせ、日本のナマズにスポットを当て、ナマズの仲間の一部を紹介する。
同館広報チームの高井純一さんは「2,400種もいるナマズの仲間には、流線型のもの、よろいのような大きなうろこで全身が被われたもの、吸盤のような口を持つものなどさまざま。この機会にナマズのことをもっと知ってほしい」と話している。
そのほか9月は、「みんなの『えのすい』写真展 」(3日~30日)、「おじいちゃん、おばあちゃんと一緒にイルカとハイチーズ!」(15日~17日)、「ライブ・バルーン・ツイスティング&バルーンアート おさかな釣り大会」(23日・24日)などのイベントも実施。