
9月の防災月間に合わせ、体験型防災イベント「全国防災キャラバン2025~『そなえよつねに』みんなでつくる、準備のこころ。~」が9月23日、湘南藤沢オーパ(藤沢市南藤沢)8階のオーパホールで開催される。主催はイオンモールとボーイスカウト日本連盟。
同イベントでは、季節ごとの災害リスクを考える「防災アイデアマッピング」や、カラーボールが入ったバケツに足を入れて冠水状態を体感する「大雨あぶない!体験」、聞こえにくい環境下での行動を試す「イヤーマフ体験」など、災害時の行動や備えをテーマにしたさまざまなプログラムを体験できる。軍手を重ねて装着し、コインをつかんだりペットボトルのふたを開けたりする「ハンディキャップ体験」も用意し、災害時にどんな手助けができるのか、多様な立場から捉える視点を育む。
ほかにも、ロープワークの実演やポリ袋を使ったレインコート作り、防災関連映像の上映も予定し、「災害への備えを楽しく学ぶことができる内容になる」という。
同イベントを運営する同連盟湘南地区・健康安全委員長の吉田功さんは「ボーイスカウトが日々実践している活動を通して、災害に備える力を伝えたい。『いざ』という時のため、ぜひ参加して防災知識を学んでほしい」と参加を呼びかける。
開催時間は11時~15時。入場無料。