「第58回湘南映画上映会」が10月19日、茅ヶ崎市立図書館(茅ヶ崎市東海岸北1)で開催される。主催は自主上映団体「シネマテーク茅ヶ崎」。
世界の映画を特集するワールドシネマ第8弾として開催される今回の上映会では、中南米映画の「モーターサイクル・ダイアリーズ」を上映する。
2004(平成16)年に公開された同作品は、若き日のチェ・ゲバラがオートバイで南米大陸を旅する実話を、ゲバラの旅行記を基に制作したロードムービー。医学生エルネスト(後のゲバラ)はぜん息を抱えつつも、同じ志を持つ友人と共にバイクでブエノスアイレスからベネズエラのカラカスまで、南米大陸1万2000キロを横断する。旅の途中で出会う人々や自然、社会的矛盾との遭遇を通じて、人間的に成長していく姿を描いている。
同作品の製作総指揮を務めたのは、9月に亡くなったロバート・レッドフォードさん。監督は8月に公開された「アイム・スティル・ヒア」を手がけたウォルター・サレスが務めた。
同団体の福田浩三さんは「今回は革命家チェ・ゲバラが学生時代に行った南米大陸縦断の旅を題材にした作品。この映画を通じて南米の文化や歴史に触れてほしい」と話す。
12時開場、13時上映。入場無料。定員は先着50人(当日受け付け)。