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フンボルトペンギンの赤ちゃんの名は「ナギ」に えのすいで命名式

(左から)担当トリーターの加藤さん、命名者の西川みなみさん、崎山直夫館長(写真提供=新江ノ島水族館)

(左から)担当トリーターの加藤さん、命名者の西川みなみさん、崎山直夫館長(写真提供=新江ノ島水族館)

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 新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸2)で4月に誕生したフンボルトペンギンの名前が「ナギ」に決まり、10月5日、同館ペンギンプールの前で命名式が行われた。

トリーターに抱っこされる「ナギ」と育ての親ペンギン

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 命名は、8月23日から9月8日まで館内で寄せられた2520件の応募の中から、応募用紙に記載された命名理由などを参考に選定。同じ名前の応募が複数あったことから抽選で選ばれた。命名者は綾瀬市在住の西川みなみさん。西川さんは「穏やかな性格ということで、穏やかな海をイメージして『ナギ』と名付けた」と話した。西川さんには崎山直夫館長から、年間パスポートと特大サイズのペンギンぬいぐるみが贈られた。

 ナギは4月20日生まれで、現在の体重は4460グラム(10月5日現在)。トリーターからもらう餌の他に、こっそり親からも餌をもらっていたため、5キロ近くまで増えてしまったという。親と部屋を別にし、健康管理のため給餌量を調整し、ダイエットに成功したという。ペンギンは抱っこを嫌がることが多いが、ナギは毎日のようにトリーターに抱かれていたため、現在も落ち着いて抱っこされるほど穏やかな性格に育っている。胸元の黒い帯模様がまだないため、展示プール内でも見分けやすいという。

 担当トリーターの加藤健司さんは「巣から出始めたときも自然と群れに溶け込むなど、その穏やかな性格にぴったりの名前になった。これからもナギの成長を見守ってほしい」と呼びかける。

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