定年前後のシニア世代に向けた学び直しの場「湘南ライフデザインスクール」が2026年4月、茅ヶ崎市の文教大学湘南キャンパスを会場に借り、開校する。
同スクールは、NPO法人「シニアも社会を支える国へ」(茅ヶ崎市)が運営。老年学(ジェロントロジー)を基礎とし、「暮らし方」「生き方」「つながり」「健康」などをテーマにした全80講座を通じて、「自分らしい生き方を再設計すること」を目的としている。開校に先立ち、12月20日に受講生の募集を始め、1月以降は藤沢・茅ヶ崎・オンラインでの開校説明会も順次開いていく。
対象は60代を中心としたシニア世代で、定員は約30人。講座は週1回、金曜の午前・午後の2コマ形式で行う。受講料は月額1万6,000円。
同NPO代表の稗田政秋さん(松下政経塾塾長代理)は「定年後の人生を見直す『問い直し』の場として、仲間とつながり、新たな行動につなげてほしい。ここから就業や地域活動へのステップが生まれることを期待している」と話す。
初回の開校説明会は1月14日13時~14時、藤沢商工会館ミナパーク(藤沢市藤沢)で開催する。