藤沢市北部の御所見地区で3月下旬、観賞用の桃「花桃」が咲き始めた。場所は女坂最終処分場(藤沢市用田)周辺の「女坂花桃の道」。3月27日時点で四分咲き~六分咲きとなっており、4月上旬まで見頃が続く見込み。
「女坂花桃の道」は、地元住民がまちづくりの一環として約20年前に整備したもの。約450本の花桃が植えられ、沿道約250メートルにわたり、赤・白・ピンクの花が順次開花する。花桃は観賞用に改良された桃で、中国では古くから「福を招く縁起の良い木」として伝えられている。
同所では「ほうき立ち性」と呼ばれる、横に広がらず上方向に伸びる品種が見られるのが特徴。赤、白、ピンクの花が混在して咲くほか、足元の菜の花が黄色の彩りを加える。写真愛好家の間では、東海道新幹線と花桃の景観を組み合わせた撮影も見どころの一つとなっている。
御所見市民センターの担当者は「花桃は開花が始まると短期間で見頃を迎える。早めに足を運んでほしい」と呼びかける。例年行われていた「女坂花桃祭り」は今年も中止となるが、花桃の観賞は自由に楽しめる。
開花に合わせて無料駐車場(約30台)も開放しており、散策を楽しむ来場者の姿が見られる。
見頃は4月上旬まで。