鎌倉在住者が地元の飲食店に実際に出向いて、食べた感想をイラストとエッセーでまとめた「かまくら楽食日記・特盛」(廣済堂出版)が10月12日、鎌倉近郊を中心に首都圏の書店で発売された。
同書は、鎌倉在住のクリエーター3人が2000年~2007年の間に「自腹で食べ歩き、調査したランチのおいしい101店+甘味・お休み処40店」を絵日記として一挙掲載したもので、自費出版として発行された同書その1、その2に続くもの。初版発行部数は8,000部。書名にもなっている「楽食」は、「ウキウキするような楽しい食事」(同書)を意味するもの。掲載されているのは、「味、雰囲気、サービスともに申し分なく、価格もリーズナブル」な店に厳選されている。
同書を刊行した理由について、著者の島津克代子さんは「鎌倉で本当においしく楽しくランチが食べられる店を絵日記スタイルで紹介し、2001年と2002年に単行本として発売した。その後、ホームページを中心に活動を続けていたが、廣済堂出版より書籍化の話があり刊行が決まった。この本を片手に『鎌倉楽食』に出かけてほしい」と話している。