江ノ島展望灯台・サムエル・コッキング苑(藤沢市江の島2)で12月15日~25日に開催される「江の島ファンタジー」の一環で、苑内にチューリップ5,000株が植えられた。
今年で8回目を迎える同イベントは、江ノ島の冬の風物詩として定着しているが、今回、冬でも温暖な湘南ならではの「季節外れのチューリップ」が初企画として採用された。全国的にも珍しいイベントに閑散期の集客アップを目指す。
チューリップは「クリスマスドリーム」「イルデフランス」など8種類で、切花用に冷蔵処理された球根を11月中旬に3日間で植え付けた。期間中、17時から同島展望灯台がライトアップされるのに合わせ、ライトアップされた「夜のチューリップ」が楽しめる。
同イベントを企画した江ノ島電鉄事業部の村上聡さんは「チューリップはイベント開催中に見ごろを迎えるよう植え付けた。花期が長いのも真冬のチューリップの特徴で、1月中旬まで楽しめるので、ぜひ足を運んでほしい」と話している。
イベント期間中の同苑営業時間は9時~20時。入苑料は、大人=200円、小人=100円。15日・23日・24日17時から、苑内特設ステージでライトアップコンサートを開催、境川河口では23日・24日の18時から約10分間、花火の打ち上げを予定している。