鎌倉をハイクしながら俳句を詠み、その場で投稿する「鎌倉俳句&ハイク」が1月31日、今年最初の締め切りを迎える。
「鎌倉俳句&ハイク」は、観光振興事業の一環として、誰でも手軽に参加できる「俳句」を通じ、鎌倉の文化・観光振興と地域活性化を図ることを目的に、鎌倉商工会議所を中心に企画されたもの。同市を訪れる観光客などが、散策中に四季折々を17文字に詠んで気軽に投句できるよう、投句用紙を常備した「俳句ポスト」を鶴岡八幡宮、高徳院鎌倉大仏、銭洗弁財天などの観光スポットやJR鎌倉駅・江ノ島電鉄長谷駅など市内33カ所に設けた。
投句された俳句は、1月・4月・7月・10月末で締め切り、各季ごと(3月・6月・9月・12月)に一般の部、子どもの部それぞれに入選作品を選定する。さらに、各季入選作品の中から年間大賞作品を選考し、広報かまくらをはじめ、同ホームページ、鎌倉市役所などに掲示する。選者は元鎌倉文学館の清水基吉館長、鎌倉虚子立子記念館の星野椿代表、同館の星野高士館長。
同商工会議所の斎藤暁さんは「鎌倉には四季を感じる美しい風景がある。鎌倉散策がてらに、俳句ポストを見かけたら、気軽に投句してほしい」と話している。郵送などでの投句は受け付けていない。