江ノ電バス藤沢(藤沢市片瀬海岸1)が9月1日夜より、羽後交通と共同運行による都市間高速バスの新規路線として、横手・田沢湖方面へ乗り換えの必要のない「レイク&ポート号」の運行を開始する。
同路線の運行は、東北方面で空路・陸路の便が比較的悪い地域への運行を計画していたところ、秋田県のバス会社「羽後交通」より横浜駅~田沢湖間の共同運行の提案があり開設したもの。使用する車両は、3列独立シートで定員28人。ビジネス客・レジャー客双方の利用を見込む。
運行ダイヤは横浜駅西口を21時35分に出発し、浜松町バスターミナル22時25分、横手バスターミナル6時5分、角館7時25分、田沢湖駅前8時着。
江ノ電バス担当者は「大阪、金沢線に続いて3路線目の高速バスとして開設した。ビジネス・観光・帰省などに利用してほしい。これからの季節は田沢湖の紅葉見物にぜひ足を運んでほしい」と話している。
料金は横浜駅西口~横手バスターミナル=8,770円(往復=15,700円)、~角館・田沢湖駅前=9,370円(往復=16,810円)。往復割引運賃は乗車日を含めて10日以内の利用日・同一乗降停留所に限る。全席指定。乗車券は、乗車日前月の同日(前月の同日のない場合は当月1日)より江ノ電バス各営業所・各案内所のほか、主要旅行代理店、ローソン・ファミリーマートで販売する。