米穀店を改装した古民家ギャラリーで「昭和の藤沢写真展」

「昭和の藤沢写真展」が開催される「蔵まえぎゃらりー」外観

「昭和の藤沢写真展」が開催される「蔵まえぎゃらりー」外観

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 藤沢にある古民家ギャラリー「遊行寺 蔵まえギャラリー」(藤沢市藤沢、TEL 0466-25-9909)で9月13日より、「昭和の藤沢写真展」が開催される。

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 同展は湘南に残る邸宅・庭園や歴史的建造物を舞台にアートや音楽、文化を楽しむイベント「邸園文化祭」の一環で開催されるもので、昭和初頭から30年・40 年ごろまでの藤沢を写した写真を展示するもの。会場の「蔵まえギャラリー」は1929年(昭和4年)に建てられた米穀店(榎本商店)を改築しギャラリーとして再生し、当時の母屋と内蔵、土間・蔵から成る2つギャラリーを使い、昭和当時の写真40点を展示する。米穀店当時、接客に使用した「こあがり」部分と奥の畳の間には古地図・桐のたんす・桑折・茶箱・黒電話・おひつなどの生活用具も飾る。

 関連イベントとして、昭和の藤沢の生活や思い出を、梅酒を飲みながら畳で語る「昔の藤沢を語る会」(9月15日14時~、参加無料)や、「朗読会 宮沢賢治作 土神と狐」(9月20日14時~、参加費=1,000円、茶菓子付き)を開催する。

 同展を企画した蔵まえギャラリーの佐野晴美さんは「当ギャラリーは地域に根ざした、新しいアートスペースを目指している。この展覧会の企画により、多くの人と知り合い、『藤沢の歴史』について見識をさらに深め、地元のアート発信に役立つチャンスにしたい」と話している。

 開催時間は10時~ 19時。9月23日まで。

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