鎌倉の海の家「Asia」が陸の店「海月」-観光客と地元客の橋渡し目指す

「クラゲ」の意味を持つ店名「海月」

「クラゲ」の意味を持つ店名「海月」

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 鎌倉中央海岸で2001年から開設している海の家「Asia(エイジア)」が12月13日、陸の店として初めて「海月(うみづき)」(鎌倉市小町2、TEL 0467-24-9335)をオープンした。

店内に出現した「かまくら」(関連写真)

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 店舗面積は約80平方メートルで24席を設ける。フードメニューは、オーナー含めスタッフの出身地の特産を使ったものや地元鎌倉の食材を使ったものが中心。「北海道シマエビ炙り焼き」(1,200円)、「広島安素の赤ジャガバター」(480円)、「阿蘇・大塚牧場直送極上赤身の馬刺」(1,200)ほか、海の家で人気だった「Asia名物たこの唐揚げ」(680円)も。ドリンクメニューとしては、溶解の程度によって味が変化する「凍結酒」(980円)など数多くそろえる

 自ら鎌倉で野菜を育てているというオーナーの松石健宏さん。「完全無農薬で作った野菜も店に出している。5年前から構想していた店。海の家が『太陽』的な存在なので、陸の店は『月』になればと考えた。観光客の多い小町通りに足を運びにくいという地元の人たちと、観光で訪れる人たちとの橋渡しになれれば」と意気込む。来年以降、海の家「Asia」の営業も続けるという。

 営業時間は17時30分~深夜2時。今年末よりランチタイム(11時30分~)からの営業を始める予定。

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