鎌倉の登録有形文化財「旧華頂宮邸」を一般公開-寄付も募る

一般公開される旧華頂宮邸(=写真)。四季の花が咲くフランス式庭園に、借景として妙本寺・衣張山特別保存地という自然景観を有する。

一般公開される旧華頂宮邸(=写真)。四季の花が咲くフランス式庭園に、借景として妙本寺・衣張山特別保存地という自然景観を有する。

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 鎌倉・浄明寺にある洋館「旧華頂宮(かちょうのみや)邸」(鎌倉市浄明寺2、TEL 0467-61-3477)が4月11日・12日、一般公開される。

一般公開される「旧華頂宮邸」1階の食堂(=写真)(関連画像)

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 1929(昭和4)年に華頂博信侯爵邸として建設された同邸は、1996年5月に鎌倉市が取得し、2006年4月に同市の景観重要建築物、同年10月には国の登録有形文化財(建造物)に指定されている。約4,500平方メートルの敷地に、延べ床面積約578平方メートルの銅板ぶき屋根の木造3階建ての邸宅は、神奈川県下の戦前の洋風住宅建築としては「鎌倉文学館」(旧前田侯爵邸)に次ぐ規模のもの。

 同邸の一般公開は毎年春と秋の2回。入館料は無料だが、施設の維持・修繕のため寄付金を募っている。昨年秋の公開では1,252人が訪れ、81,605円の寄付金が集まった。

 公開時間は10時~16時。

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