アウドドアウエアメーカー「パタゴニア」(鎌倉市小町1)のトレイルランニング・アンバサダーの石川弘樹さんがプロデュースする「信越五岳トレイルランニングレース2009」が 9月21日~23日、信越高原で開催される。
「信越五岳トレイルランニングレース2009」大会コース(写真=イメージ)
同大会は、信越五岳(斑尾、妙高、黒姫、戸隠、飯縄)のトレイル(山道)を結ぶ日本最長の100キロメートルのコースで行う。自然環境の脆弱(ぜいじゃく)な部分や急斜面などを使わないことで、全行程を走ることができるコースレイアウトになっている。また、100キロメートルの全行程のうち95%以上が未舗装のトレイル で、アスファルト路面の割合が5%以下という本格的なトレイルコースは日本では初めて。
同大会では、石川さんの海外での経験を生かし、コース上の8つのエイドステーション(給水所)のうち4カ所に「アシスタントポイント」を設置、友人・家族らが待機しランナーに飲食物やマッサージの提供ができる新たな試みを導入。レースの後半、第2関門(66.1キロメートル地点)~ゴールまでは、ランナーの安全確保のため「ペーサー」(伴走者)を同行できる新たな制度も採り入れる。
北鎌倉に住み、鎌倉の山もよく走っているという石川さんは「信越五岳の雄大な景観とクオリティーの高いトレイルを走れるのもなかなかないチャンス。山頂を目指すのではなく、アップダウンが少なめなすそ野を走り抜けるコースで誰にでも参加してもらえる。ぜひ多くの方に参加してほしい」と話す。
参加料は、選手=16,000円、ペーサー=2,000円。電話またはホームページから申し込む。受け付けは9月14日まで。先着500人で締め切る。