紙マッチ型の植物栽培キット「グリーンスティック」の日本総販売代理店「バッファローレコード」(鎌倉市材木座1、TEL 0467-23-3778)が6月15日、「グリーンスティック野菜シリーズ」を発売した。「リーフレタス」「ルッコラ」「パセリ」「チリ」の4種類。
「グリーンスティック 野菜シリーズ」(写真=イメージ)-ひとことメッセージを書き添えて、メッセージカードとしても使える
グリーンスティックは、約20年前にオーストラリアのマッチ職人が考案したエコグッズ。スティックを軸から折って土に埋めるだけで、簡単に栽培を始めることができる。スティック1本1本に4~5粒の種が埋め込まれており、パッケージ1個分で、「100~1,000もの花や植物を育てることができる」(同社)という。企業や商品の広告プロモーション用をメーンにオーストラリアをはじめ、アメリカやヨーロッパでも販売されている。
日本でも、花木の種のグリーンスティックの企業向販売をメーンとしていたが、同社は昨年9月に「1個からでも買える商品を」と小売商品「I LOVE GREEN」ハーブシリーズを発売した。同社の野口世津子社長は「昨年の小売りハーブシリーズが大変好評だったので、次は野菜シリーズをと、試作の末プランターで栽培できる品種を選定し商品化した」と話す。パッケージデザインは鎌倉在住の画家・インベミズホさんが手がけた。
今後の予定について、「9月には、ニンジン、セロリ、ミニトマト、ラディッシュも発売予定」と同社長。「引き続き、雑貨としての面白さ、土を触る楽しさを提供していきたい」とも。
価格は315円。販売代理店ほかウェブでも販売する。