茅ヶ崎に唯一の沖縄料理店-飲食系エリアマネジャーが独立開業

茅ヶ崎駅近くに沖縄酒場「茅ヶ崎ちゃんぷるー」がオープン。「コテコテの沖縄をイメージした」というにぎやか店づくりが目を引く。

茅ヶ崎駅近くに沖縄酒場「茅ヶ崎ちゃんぷるー」がオープン。「コテコテの沖縄をイメージした」というにぎやか店づくりが目を引く。

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 茅ヶ崎駅近くに10月15日、沖縄酒場「茅ヶ崎ちゃんぷるー」(茅ヶ崎市共恵1、TEL 0467-88-7425)がオープンした。

茅ヶ崎駅近くにオープンした沖縄酒場「茅ヶ崎ちゃんぷるー」。安くてボリュームあるメニューに定評がある。人気のソーキそばは580円から。

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 17歳の時にサーフィンで茅ヶ崎を訪れたオーナーの志村冬樹さんは、海が近く人が優しいこの街にほれ込み、いつかここに移住することに決めたという。住み始めて12年、外食文化研究所(横浜市神奈川区)で湘南にある数店舗のエリアマネジャーを5年間勤め、店舗の運営に携わってきた。藤沢で沖縄料理店の運営にかかわったほか、茅ヶ崎に沖縄料理店がないことも背景に、3年ほど前から独立に向けて準備を進めてきたという。

 「会社組織のなかでは自分の思い描く通りの店作りができない。沖縄の自由、のんびりとした雰囲気を醸し出すコテコテの沖縄酒場にしたかった」と志村さん。店舗面積は23坪、席数60席。食材はもちろん、食器もすべて沖縄から取り寄せ、天井からオリオンビールのちょうちんをぶら下げ、壁には三線(さんしん)を飾る。

 メニューは、紅芋、魚、ゴーヤ、ポーク、スヌイなどを日替わりで盛り合わせた「天ぷら盛り」(680円~)、海ぶどう(520円)、ソーミンちゃんぷるー(450円)、ソーキそば(580円~)など。「たくさんの人に沖縄の良さを味わってほしいので、安くてボリュームある品々をそろえた」。泡盛は1合(480円~)から提供する。客層は20代の女性中心に、家族連れや60代くらいまで幅広い地元客が集う。客単価は2,800円。

 営業時間は16時~翌1時。 

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