占領下の日本で作られた「オキュパイドジャパン展」-藤沢の画廊で開催

戦後の占領下時代に作られた陶器やおもちゃの「オキュパイドジャパン展」が藤沢の画廊「湘南くじら館」で開かれている。展示・販売数は約400点、非売品のビスク製マリア像なども展示している。

戦後の占領下時代に作られた陶器やおもちゃの「オキュパイドジャパン展」が藤沢の画廊「湘南くじら館」で開かれている。展示・販売数は約400点、非売品のビスク製マリア像なども展示している。

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 藤沢・高倉にある画廊「湘南くじら館・スペースkujira」(藤沢市高倉、TEL 0466-47-2946)で現在、戦後の占領下時代に作られた陶器やおもちゃの展示・販売「OJ(オキュパイドジャパン)展 ~里帰りした陶器たち~」が行われている。

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 第二次世界大戦後の1947(昭和22)年から1952(昭和27)年までの7年間、連合国の占領下にあった日本で作られたものには、占領下の日本を意味する「MADE IN OCCUPIED JAPAN(オキュパイドジャパン)」と印字することが義務付けられ輸出された。アメリカでは「OJ」という愛称で定着しており、希少価値が高いことからコレクターによる組織「OJクラブ」なども作られているという。

 同展は、くじら館と在米コレクター・田中荘子さんが「できるだけ多くの人に、OJとOJの背景を身近に感じてもらいたい」と共同で企画した。田中さんが集めた400点ほどの陶器や玩具を、比較的手に入れやすい価格で展示・販売する。動物や女の子の陶器作品のほか、非売品のビスク製マリア像や天使も展示している。

 開催期間は12月20日まで。営業時間は11時~18時。火曜定休。

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