葉山のフレンチが鎌倉に地元志向のイタリアン

AMMIRARE FIRENZEの外観

AMMIRARE FIRENZEの外観

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 アデック(横浜市港北区)は8月4日、同社では3店舗目となるレストラン「AMMIRARE FIRENZE(アンミラーレ・フィレンツェ)」(鎌倉市由比ガ浜2、TEL 0467-22-8685)をオープンした。

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 店舗面積は191平方メートルで、70席を設ける。内装はイタリア・フィレンツェを始め、海外で買い付けられたインテリアが配され、重厚感のあるスタイリッシュな空間。木目調の店内は高齢者や障害者の来店にも配慮し、バリアフリー化されている。

 同店のコンセプトは「ナチュラルイタリアン」。総料理長は同社が経営するフランス料理店「apreciar葉山庵」(三浦郡葉山町下山口)の畑康治さんが兼務する。地産地消をテーマに食材は湘南・三浦半島の魚介や鎌倉野菜を中心に使い、畑さんが得意とする繊細なフレンチの技巧をふんだんに盛り込みながらも、バターや生クリームは極力抑え、素材そのものの味わいを生かすイタリアンを提供する。

 「鎌倉は観光客相手の店が多いが、うちは地元に愛されるレストランを目指している。老舗や高級店はファミリー客を敬遠する傾向があるが、うちは大歓迎。子どもには豆乳とオリーブ油で作ったフォカッチャや離乳食もサービスしているので、家族のお祝い事に利用してくれれば」と畑さん。

 主なメニューは釜揚げしらすと青森産にんにくのペペロンチーノ(1380円)やトリッパの煮込みフィレンツェ風(1050円)など。鎌倉近郊在住の主婦やファミリー客をターゲットに、客単価3,000~4,000円を見込んでいる。(写真=AMMIRARE FIRENZEの外観)

AMMIRARE FIRENZE

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