江ノ島電鉄(藤沢市片瀬海岸1、TEL 0466-24-2715)は現在、江ノ電全線開通百周年と市制施行70周年を記念して「江の島展望灯台」(同江の島2)の愛称を募集している。
1951(昭和26)年に「湘南の海洋航行の安全と観光振興を目的として」建設された同灯台。2003年に江ノ電創立100周年記念事業として建て替え工事を行った。海抜100メートルの位置に屋内外の展望フロアがあり、相模湾を360度見渡せるロケーションで多くの観光客が足を運んでいる。
「建設当時より太陽光パネルを設置して環境へ配慮しながら、灯台の光、建物ライトアップの電力を十分に賄っている。昨年には高出力LED投光器を導入し、従来の電力を60%カットしながら鮮やかなライトアップを実現した」(同社観光課担当者)という。
「湘南・藤沢・江の島の観光シンボルとして親しみの持てる愛称」を一般から公募する。藤沢市長や江ノ島電鉄社長、藤沢市観光親善大使の「TUBE」などが選考委員となり、選定を行う。10月2日、江の島サムエル・コッキング苑内のイベント「いつでもおいでよ! 藤沢市・湘南江の島 サンクスデー」で発表を予定。当選者には記念品を贈る。
「愛称を募集することでより多くの人に親しんでもらい、湘南の情報発信基地としての役割を果たせたら」と同担当者。「広告物への掲載や商品などへの利用も順次展開していければ」とも。
募集は8月31日まで(当日消印有効)。応募方法はホームページで確認できる。展望灯台の営業時間は9~20時(7月、8月中)。