ふじさわ観光親善大使「チューブ」が海開きと寄贈式-市制70周年で

30度近い気温の汗ばむ陽気の中、TUBEが参加して行われた海開き。海老根市長らとともにくす玉割りを行い、ひと夏の安全を祈った

30度近い気温の汗ばむ陽気の中、TUBEが参加して行われた海開き。海老根市長らとともにくす玉割りを行い、ひと夏の安全を祈った

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 藤沢市の片瀬海岸西浜で7月1日、ふじさわ観光親善大使を務める「TUBE(チューブ)」が参加し、多くのファンや市民が見守る中で寄贈式と海開き式典が行われた。

寄贈されたごみ箱にはTUBEのパネルが付けられている

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 海開きに先立って開かれた寄贈式は、市制施行70周年を記念して5月に開催した鵠沼海岸ライブの収益の一部を寄付したいという、TUBEからの事前の申し出により実現したもの。「夏の海岸の安全安心」「1年を通した海岸美化」「観光振興」を目的に、夏期海岸対策協議会、かながわ海岸美化財団、江の島協同組合などの関係団体にレスキューチューブ、レスキューボート、TUBEのロゴが入ったごみ箱、救護所用救急箱、地元の「太鼓集団ふじ」で使われる締め太鼓などを寄贈。7月1日から8月31日まで、片瀬東浜海水浴場にTUBEプロデュースのビーチハウス「Surprise!」もオープンする。

 メンバーを代表してあいさつしたボーカルの前田亘輝さんは「鵠沼海岸ライブでは、3万人という予想をはるかに超える人が集まってくれ、長い音楽活動の中で忘れられない思い出を作ることができた。このすてきな思い出をくれた藤沢市と湘南の海に何か贈り物ができないかと思った」と経緯を話した。

 海老根靖典藤沢市長は「まだ梅雨のさなかだが天候に恵まれ、実に幸先のよい海開きのスタートを切ることができた。TUBEという市制70周年にふさわしい親善大使を任命できたことに感謝したい」とあいさつし、寄贈式を締めくくった。

 海開きでは、江の島神社の相原國彦宮司による神事やくす玉割り、湘南海上保安署、藤沢市消防本部などによるレスキューデモンストレーションが行われた。

 海水浴場開設期間は8月31日まで。

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