藤沢の古民家アートスペース「蔵まえギャラリー」(藤沢市藤沢、TEL 0466-25-9909)で現在、秋を感じる紅葉色の布と装いを展示販売する「紅葉の布」展が開催されている。
開催は、同ギャラリーのメンバーであるアーティストたちが年5回ほど開催している「A-whto(えわっと)展」の一環。布作家など10人ほどが参加し、昨年末より準備を進めてきた。
色をテーマとし、秋らしい紅葉の赤・黄色・紫色などのアイテムをそろえる。すおう(赤)やウコン(黄色)などの新しい布も用意し、「薄い藍染めの上にこれらの染料を重ねて染めることで紅葉色になる」(同ギャラリーの佐野さん)という。
会場では布作品のほか、バッグや花、アクセサリーなど200点ほどを展示する。目玉はガーゼや絹、麻素材でできた「草木染めのスカーフ」で、藍・アカネ・すおう・ウコン・柿渋など色とりどりの作品を用意した。価格は1,200円~1万円前後。「まだまだ暑いですが、紅葉色のすてきな装いを身に着けて秋を先取りしてほしい」と佐野さん。
営業時間は10時~19時。9月8日まで。