葉山にある古民家カフェ&レストラン「engawa(えんがわ) cafe & restaurant」(葉山町一色)で12月4日、縁日風に地元作家・ブランドの商品を販売するイベント「縁側縁日」が行われる。
葉山にゆかりのあるショップやアーティストの作品を集めて開かれる同イベント。「家族や近所の人々が集まり、お茶を飲みながら会話を楽しむ縁側という場所で、縁日という昔ながらの風習や文化をもとに季節の訪れをみんなで祝うお祭りができたら」(同店の寺田さん)と、今年限定で開催している。
今回のテーマは「正月迎え」。古くから日本では正月を迎える準備を12月中旬から始める風習があり、それにちなんで「正月を迎える準備に必要な物を現代風に提案する」という。
出品するのは、日本の職人技とデザイン性を兼ね備えた作品を手掛けるブランド「water tribe」、葉山の風景をモチーフにした手ぬぐいブランド「りんりん」、フラワーショップ「葉和屋」、葉山をイメージしたナチュラルなファッション・雑貨ブランド「HAYAMA SUNDAY」、手作り増えるとバッグなどの「hyomoco」、リゾートインテリア雑貨の「manis」や天然石を使用した手編みアクセサリー「mina」。同店からは、同店の「特製おでん」や「おしるこ」、日本酒を提供する屋台を店内に出店する。
「年間通して開催してきた縁側縁日の集大成となるファイナルイベント。
一緒に古き縁側でお正月を迎える準備をしながら一年の終わりと新たな年の始まりをささやかに祝えたら」と寺田さん。
開催時間は11時~17時。当日はお正月リースを作るワークショップも開催する予定(要予約)。