茅ヶ崎南口の鉄砲通沿いのギャラリー「Kalokalohouse(カロカロハウス)」(茅ヶ崎市中海岸2、TEL 0467-58-8331)で現在、「切符」をテーマにした作品展「切符展覧会」が行われている。
回廊型の「カロカロハウス」のギャラリーで、「切符」をイメージした独創的な作品を多数展示
中庭を中心に半周を回る廊下ような回廊型の同ギャラリー。年初めの企画展は、始まるまでどのような作品が並ぶか主催者側にもわからない、作家の独自性が生きた作品展となっている。
同展には、7割ほどが湘南在住だというアーティスト27人が参加した。版画や絵画、イラスト、ガラス、木工、彫金など、普段手がけている作品手法または新しい手法を使い、それぞれの思いや解釈で「切符」をイメージした作品を制作した。作品は、切符自体を形にしたものから、「切符を切る」ことに着目した作品、物語作品などとは幅広く、販売も行う。
同ギャラリーの木村さんは、「電車の切符がペラペラになり、切符を切る駅員さんもいなくなって随分たった。便利になった分、切符を手にすることの喜びやワクワク感も失われたと思う。切符はただの紙ではなく、夢の膨らみを持っていたもの。その夢を象徴するようなさまざまな作品で、皆さんにとっての切符とは何なのかを思い描いていただければ」と話す。
営業時間は10時~18時。水曜・木曜定休。入場無料。2月8日まで。