葉山の一色海岸近くに7月2日、地元の食材を使った料理を提供する夏季限定のカフェ「カラフルカフェ」(三浦郡葉山町一色、TEL 080-3352-4211)がオープンした。
同店を手掛けるのは、年齢や仕事、セクシャリティにかかわらず「すてきに年を重ねること」を応援するNPO法人「グッド・エイジング・エールズ」(東京都中央区)。「週末に東京から避暑地に出向き集う場所、コンセプト・サマーショップを作りたい」と開業した。普段仕事を持つ同NPOメンバーが週末に葉山に出向き、カフェを運営する。
店舗はメンバーの一人、ミキさんの知人が葉山でIT会社を経営していることから、倉庫だった1階部分を借り受けた。「いろいろな個性が集まる場」という意味を込めて、店名は「カラフルカフェ」と名付けた。木目調の明るい店内の面積が30平方メートル。席数は、1階=20席、2階テラス=18席。椅子はドネーション(寄付)で集めた。
料理は、「地元とのつながりを大切にしたい」と湘南の食材を活用。メーンメニューは2種類で、逗子の人気パン店「わかなぱん」のベーグルを使った「ベーグル&サラダプレート」、三浦半島の採れたて野菜を添えた「カレープレート」(欧州風、インド風)。カレープレートは嚥下食・病院食などを研究する金谷節子さんがプロデュースした。価格は各1,200円。いずれもスタッフ特製フルーツビネガーが付く。このほか、「ぜいたくフルーツシャーベット」や、同地をイメージしたオリジナルカクテルとして、夕焼けと葉をイメージした「HAYAMA」、白ワインとマーマレードの「ISSIKI」を用意する。
また、同NPOとつながりのある各ディーラーや販売店がサポーターとして同店を支援している。アルファロメオはオープニングパーティー用のワインなどを提供し店外に車を展示。ソフトバンクはコースターを提供した。8月6日にはモエ・エ・シャンドン協賛による「浴衣ナイト」を開く予定だ。
営業時間は11時~日没。土曜・日曜・祝日のみ営業。8月末まで。