長谷寺(鎌倉市長谷3)では紅葉の時期に合わせて、境内のライトアップを実施している。
長谷寺は鎌倉時代以前からある古寺で736年(天平8年)に創建された。境内には本尊である十一面観音菩薩像(長谷観音)が安置される観音堂がある。「見晴台」からは鎌倉の海と街並みが一望できるほか、傾斜地を利用した「眺望散策路」があり、周辺には約2500株ものアジサイが群生する。紅葉シーズンには境内のモミジ、カエデ、イチョウ、ケヤキなどが色づき、ライトアップされた夜景が楽しめることでも知られる。
長谷寺の松田寿夫さんは「放生池に映る逆さのモミジは必見。通常、夜間拝観は実施しないので、この時期にライトアップされた夜の長谷寺を楽しんでほしい」と話している。ライトアップ時間中は観音堂を開放、無料で拝観できる。期間中は16時30分に閉門後、17時から入場を開始する。17時から18時まで入山料無料。荒天の場合は中止。12月10日まで。