茅ヶ崎駅南口近くに11月5日、サムギョプサルなど韓国屋台料理を提供する店「韓国市場(ハングシジャン)」(茅ヶ崎市共恵1、TEL 0467-83-0008)がオープンした。経営は、住宅・宿泊・飲食に関する事業を手掛ける湘南レーベル(藤沢市)。
同社の島田雅光社長が韓国好きで、現地のブームや情報に敏感なことから韓国料理の業態で出店した同店。店舗面積は約30坪。席数はカウンター席、韓国の屋台を思わせるビニールで覆われたテラス席を含む50席。テーブルや椅子、鉄板、卓上コンロなどの備品は韓国から買い付けた。店内の大型モニターでは韓国系音楽専門チャンネル「Mnet」などを放送し、常にハングルが聞こえる「リアルな韓国」を演出する。
「韓国にある日本人に人気の店でなく、韓国でおいしいと受け入れられている店の本場の味がモデル」と店長の小野瀬貴司さん。ランチタイムには「赤/白温麺」(1,029円)、「ズンドゥブチゲ」(945円)など1,000円前後のメニューを用意。夜は、南大門市場で行列ができる繁盛店の味をベースにした「壺漬けカルビ」(1,344円)のほか、「カムジャタン」(3,780円)、「やみつきキンパ」(504円)、「ソルロンタン」(1,029円)などの幅広いメニューをそろえる。凍らせた豚の三枚肉をスライスしてロール状で提供する「湘南サムギョプサル」(1,449円)には、肉を軟らかくする働きがある炭酸水を使用。「鉄板に余分な脂が落ちてヘルシーなので女性におすすめ」と小野瀬さん。
韓国酒は、「チャミスル」「二東生マッコリ」(以上グラス420円)のほか、ホンチョ(紅酢)やジンジャーなどを使った「マッコリカクテル」(各種504円)なども。客単価は3,000円前後。来店客は2人以上の女性グループが8割を占めるという。
小野瀬さんは「韓国には活気があり行くと元気をもらえる。ここに来ると元気になると言われるような、茅ヶ崎を活気づけられるような店にしたい」と意気込む。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~23時。