葉山・一色海岸の海辺にある貸別荘「Nowhere but Hayama(ノーウェア・バット・ハヤマ)」(葉山町一色)で5月12日・13日、自分の理想のバウムクーヘンを作るワークショップ「自分で作る、食べる、バウムクリエイション」が開催される。「葉山芸術祭」の一環。
同施設は、一色海岸を目の前に臨む築50年の日本家屋をリノベーションしたウイークリー貸別荘「Nowhere resort」の一つ。「No-Where(どこでもない)、Now-here(今、ここにいる)」をテーマに、湘南・葉山の自然を味わいながら「暮らす休暇」を提案している。
同芸術祭へは「ノーウェア・バット・ハヤマでの時間を楽しみ、親しみを持ってほしい」と同別荘がオープンした2009年から参加。東日本大震災が起きた昨年は、フラワーアートで被災地に祈りをささげるチャリティーイベントを行っている。「施設を運営する中で、湘南・三浦という土地の魅力に大きく支えられていると感じ、日頃から『家が地域にできること』をテーマに、地域や湘南・三浦に興味のある方とのつながりの機会を企画してきた」とNowhere resort PRの清水絢子さん。
当日は、料理ユニット「125」(ソン.ヴァンサンク)を講師に招き、庭で思い思いのバウムクーヘンを作る。年輪をグラデーションにしたり、チョコレートでデコレーションしたりするなど、参加者一人一人がトッピングや異なる色の生地で個性的なバウムクーヘンをデザインして楽しむ。「125」はライフスタイル誌を手掛けるエディターの38(サワ)さんと、フランスの国家調理師免許を持つ87(ハナ)さんから成るユニット。
「作る人で、見た目も味も生地の質感も全く違う。自分のバウムクーヘン作りと共に、他の方の作品との食べ比べをするのも楽しい」と清水さん。「5月の海辺の風が吹き抜ける庭や、暖かい日差しが注ぐ縁側の心地よさも感じていただければ」とも。
開催時間は両日11時、12時、13時、14時、15時、16時。参加費はドリンク付きで2,000円。定員は各回6人。予約方法はホームページで確認できる。